海苔が高すぎる時代に“救世主”が登場?
信頼できるニュースサイト{「Yahoo!Japanニュース(2025年11月24日)版カルビー「のりやん」}によると、
近年、海苔の価格がじわじわと上昇しており、消費者や飲食業界に影響を与えているそうです。
背景には、海水温の上昇や天候不順による不作があり、原材料の確保が難しくなっているとのこと。
そんな中、代替素材の開発や新たな養殖技術の導入といった“救世主”の登場に期待が集まっています。
海水温の変化や天候不順で漁獲量が減り続け、スーパーのおにぎり用海苔まで値上がりが話題になるほどです。
そんな中、11月5日にカルビーが東京駅のアンテナショップで発売した“ある新商品”が、わずか 3日で完売 しました。
さらに購入者からは、
「見た目も味わいも本物の海苔みたいで驚いた」
「え、これ海苔じゃないの?ってレベル」
と評価が続々。
“海苔の代わりなのに本物そっくり”という驚きのクオリティで、SNSでも一気に火がつきました。
さて、ここで読者へのクイズです。
Q:「3日で完売したカルビーの“海苔”の正体とは?」
A. 海苔ではない。
実は〇〇でできていた!
カルビーが長年向き合ってきた“あの素材”が正体だったとは?

その正体は……
なんと 「じゃがいも」だったんです。
カルビーといえばポテトチップスを筆頭に、長年じゃがいもと向き合ってきた会社です。
そんなカルビーが、海苔高騰の流れを読み、主原料に「 じゃがいもでんぷん 」を採用して開発したのが、今回話題の 代替海苔「のりやん」 です。
- 見た目は海苔そのもの
- 味も塩味・旨味・甘味を海苔に寄せた設計
- 価格は将来的に“海苔の半額”を目標
開発者の工藤凜平さんは、
「お客様からは本物と間違われるほどの好反応。量産化に向けて大きな追い風になった」と語り、
今回の即完売が次のステップにつながる手応えを強く感じています。
手が汚れない・栄養を足せる| 海苔では不可能な領域へ

「のりやん」が本物の海苔以上に注目されている理由は、
海苔にはできない多機能性 にあります。
◆問題提起:味付け海苔って“手がベタつく”のがイヤじゃない?
味付け海苔の弱点といえば…
- 指先がベタつく
- 湿気る
- 袋から出すとくっつく
誰もが一度は感じたこの不便さ。
しかし「のりやん」はこれを 製法そのもの で解決しています。
◆練り込み製法で“ベタつかない味付け”を実現
味付けを表面に塗るのではなく、
原材料の中に調味料を練り込む 製法を採用。
これにより…
- 表面がベタつかない
- 均一な風味が広がる
- 手が汚れずスナックとしても成立
今回発売された
「だし醤油味」「わさび塩味」もこの技術で作られています。
◆栄養素を“混ぜ込める”から子ども向け健康おやつにも進化
海苔では難しい「 栄養素の追加 」ができるのも大きな特徴です。
カルシウムやビタミンを混ぜ込んだり、子ども向けの健康スナックとして展開する道も見えています。
◆さらに…海苔では不可能な“赤・青”のカラバリも可能
植物由来の色素を混ぜ込めば、
赤色・青色など本物の海苔では絶対にできないカラー展開も可能に。
【食品シートとして】
- キャラ弁
- 店舗のおにぎりホルダー
- デザート用装飾シート
など、BtoB市場への広がりまで見えてきました。
「のりやん」は、海苔の代用品ではなく海苔より“使える場面”が広い食品 として新ジャンルになりつつあります。
「のりやん」誕生秘話!
開発者の工藤凜平さんが目指したのは、遊び心たっぷりで、思わず愛着が湧くようなキャラクター名です。
試作中に社内から飛び出した「これっ、のりじゃん!」というひと言がヒントになり、
ついに「のりやん」が誕生!
その名前の響きと親しみやすさで、今では社内でもすっかり人気者なんだとか。
結論【一般発売情報】3日で完売は量産化への大きな一歩

今回、数量限定とはいえ 3日で完売 したことは、カルビーにとって大きな意味を持ちます。
- 市場の反応が明確に好評
- 量産化へ向けた投資の後押し
- 海苔と「のりやん」が共存する未来が見える
工藤さんも量産化に強い意欲を示しており、
一般販売・全国展開の可能性はさらに現実味を帯びてきました。
海苔高騰の時代に登場した、
じゃがいもから生まれた「海苔風食品」という新ジャンル。
今後、コンビニやスーパーで見かける日は、そう遠くないかも知れません。
※出典:Yahoo!ニュース11月24日カルビーの商品名「のりやん」
